企業は、市場の多様化およびグローバル化による環境変化、さらに法律、規則、文化等の影響を受けながら、様々な競争条件のもとで事業をおこなわなくてはなりません。また最近では企業の存続を危うくする事件も多く、企業の社会的責任が強く求められる時代になっています。このような環境下で企業は、自らの主体的な努力によって自己責任のルールを厳しくし、企業経営を論じ、また評価し、そして社会とのかかわり方を考えなくてはなりません。
イノテックグループは、社会、株主、利害関係者に対し、高い倫理基準をもって常に高い評価と信頼を得ながら、長期的利益還元を成し遂げることを企業理念の一つにしています。
イノテックグループの役員および従業員(以下「従業員等」という)には、会社の倫理基準を遵守することが求められています。明確な倫理基準をもった会社で働くことは従業員等にとって大変有意義なことであり、各従業員等が会社の倫理基準に対する理解を深め、遵守することがイノテックグループの長期的成長につながるものと考えています。そこで従業員等が業務を正しく遂行できるように基本的な基準と関係法令・法規を「倫理行動基準」として以下にまとめました。
イノテックグループの使命は、顧客に満足していただける半導体を中心とするエレクトロニクス関連製品およびサービスの提供を通して、顧客の成長、エレクトロニクス業界の発展に寄与し、継続的な利益の増大をはかり企業価値を高めていくことです。
この使命達成のためには、すべての従業員等が倫理行動基準に沿って行動し、それぞれの責任を果たさなければなりません。その「すべての従業員等が果たすべき責任」とは次のとおりです。
以上の基本的責任の根源には、個人の尊厳を守り、個人が公正な扱いを受けられるように保証するというイノテックグループの基本理念があります。