Cadence Design Systems社とKeysight Technologies社のEDA設計環境に対応した以下のPDK開発・検証サービスを提供します。
必要に応じて、FAB提供のPDK拡張（Cryo-CMOS対応等）、TEG設計支援、測定支援、マクロモデル開発などを実施します。

対応EDA環境：
・Cadence Design Systems社のVirtuoso Analog Design環境
・Keysight Technologies社のADSプラットホーム環境

正確なSパラメータの請負測定や、測定ノウハウを伝承する技術コンサルティングなどのソリューション型サービス。

Sパラメータ測定精度の検証は技術的難易度が非常に高くなるため、対応できる企業はとても少ないのが現状です。モーデックは、豊富な実績で積み上げた高度な測定技術により、Sパラメータの測定請負のみならず、Sパラメータ精度検証も含めたきめ細かい測定ソリューションを提供しています。Sパラメータの測定精度（被測定物のSパラメータ真値）は、左図に示すように、手法によって変わってきます。
いくら性能の良い測定器を使用しても、キャリブレーション手法やキャリブレーションによって確定される基準面から被測定物までの影響を除去する手法によってSパラメータ値が変動することになります。そして、その変動量は、周波数が高くなるほど大きくなります。

ミリ波(millimeter wave)とは、その名の通り波長が1～10mmで周波数が約30～300GHzの電波を指しています。近年では、自動車のADAS（先進運転支援システム）に欠かせない車載レーダー（24/26GHz,79GHz）や５G無線通信（28/39GHz）の分野での活用が進んでいます。
ミリ波のデバイス/モジュール開発では、波長に比例して扱う部品やレイアウトも小型化する必要があり、umオーダの実装技術が必要になります。また波長に応じて治具、部品、レイアウトおよび材料の寄生成分の影響も大きくなるため、高精度なデバイス/モジュールの性能評価のために特殊な手法が必要になります。
モーデックは、ミリ波/テラヘルツ波帯の高精度モデリングのご要望に応えるため、誤差補正技術を初めとしてパートナーと共に日々技術力の研鑽を積み、下記ソリューションのご提供を行っております。

【PI/SIコンサルティング】
PI / SIに於ける問題を解決するには、高度なモデリング技術の上に成り立つ高速で詳細なシミュレーションと、計算結果の妥当性を裏付ける測定技術の融合が必要です。経験豊かな技術者が対象物に発生している現象を理解し、抽象化して、定量化することにより、費用対効果の大きな解決方法をお客様と一体になりコンサルティング致します。

低周波VNAを用いた電源ライン周波数特性解析
TDR / TDT+シミュレーションによる信号線路解析
IC内部やパッケージインターフェイスの改善
製品化前の設計段階でのPI / SI的チェック作業
設計技術者向けセミナーの開催
高速高周波対応素材の提案や設計提案
PCBや筐体の設計サポート

■主な実績
EMC問題（放射、伝導、静電気）の検討解析
規格認証 (IEC / MIL / ANSI) に関わる調査と提案
電波暗室を用いた実測評価
エンジニア、セールス向け技術セミナーの開催
CE認証取得コンサルティング
IC単体でのEMC、システムへの影響評価
ノイズ対策製品の適用、選択、推奨
シミュレーション技術を用いた、実測互換EMC評価
他多数