Intel® Skylekaプロセッサー搭載 産業用向けBOX型PC
主な製品特長
第6世代 インテル Skylake プロセッサー搭載
自社設計国内製造
対象アプリケーション例
FA・産業機器
計測・精密機器
ネットワーク機器
セキュリティ機器
EMBOX® TypeRE900は、エッジコンピューティングに最適な組込みPCです。
エッジコンピューティングの処理エンジンには、ハイパフォーマンスなIntel Skylake Coreプロセッサに加え、PCI Express x16のGPGPUボード(グラフィックボード)やFPGA搭載ボードを装着可能で、高速な演算が可能になっています。また、Windowsが使用できますので、これまでの資産が活用できます。
画像処理向けに有用なPoE(Power over Ethernet)を2ポート搭載し、最大で4chのEtnernetをサポートします。
また、標準搭載として24V対応の絶縁GPIOやエンコーダ入力を備えていますので、接点出力や入力のようなI/O操作が容易に実現できます。
内蔵するCPUボードは、従来からの高品質・高信頼性の思想に基づき作られた
SX-8030 Intel第6世代Coreプロセッサーを搭載しています。
有寿命部品であるケミカル系コンデンサを排除することや、ブランク期間のない
真のWatchDogTimer、不安定な電源に有効なブラウンアウト対策等々、
細かな配慮がなされている制御ボードです。
製品寿命を左右する電解コンデンサ等は非搭載
EMBOX TypeRE900と高信頼性産業用SSDを組み合わせることで、お客様の大切なデータを安全に運用することが可能です。また、エッジリッチコンピューティングとしてシステムを運用した場合、大容量の産業用SSDを採用することで、多くのデータをEMBOX内部で処理できます。
信頼性の高い日本製のハードウェアRAID(RAID1=ミラーリング)を搭載しており、
突然のディスク故障からシステムを守ります。
フロントからのホットスワップに対応していますので、容易なディスク交換が
可能になっています。2.5インチのSSDが使用できます。*オプション
有寿命部品といわれるパーツは、保守部品として定期的な交換が必要になります。EMBOX® RE900における保守部品は、以下3点です。
筐体ファン
CPUファン
2.5インチ SSD
になりますが、いずれの部品も最小の手間で交換することができます。
さらに、リモートメンテナンスソフトウェア「RIMO」を使用することで、
故障検出や故障予測が可能になりますので、設置後のメンテナンスが非常に楽です。
IoT時代では、高速応答性、通信量の抑制、データの秘匿性という観点から、エッジコンピューティングの要求はますます高まってきています。EMBOX® Type RE900は、この要望を満たすために、強力なエッジコンピューティング能力をご提供いたします。パワフルな Intel Corei7 プロセッサでの演算に加え、ディープラーニングに適した、GPGPUボード、あるいはFPGA搭載ボードを使用して、エッジリッチコンピューティングを実現してください。
エッジコンピューティングの代表例として、人検出や人物認識などの画像処理の要望があります。EMBOX® Type RE900では、この画像処理エッジコンピューティングを見据えて、PoE(Power Over Ethernet)ポートを2ch有しています。PoE対応のカメラを通じて、画像入力する環境を提供いたします。
EMBOX® Type RE900は、24V対応の絶縁I/Oを持っています。接点入力と連携させることによりエッジコンピューティングの性能を向上させたり、エッジコンピューティングの結果、連動するアクションとしてリレーやパトランプ等の駆動が可能です。
24V電源入力に対応していますので、FA用途にもご使用いただけます。
標準品としてのご用意がまだありませんので、ご発注の際に数量条件などが発生する場合がございます。
ご採用を検討されている方は、お気軽にご相談ください。