【導入事例】解析の知識不要で簡単操作!
基板配線の電気特性チェックツール「Sigrity™ ERC」
この事例で使用したOrCAD製品
- OrCAD Sigrity ERC 製品紹介ページはこちら
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ご導入いただいたOrCAD製品
OrCAD® Sigrity™ ERC (Cadence® Allegro® PCB Designer)
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Cadence製品を使ってどのような設計やフローをおこなっているか
PCBデザイン(受託設計)
今回、本記事で使用している製品はこちらです。
Sigrity ERC 製品の選定理由
選定の理由としては、標準のDRCと遜色なく簡単に電気特性をチェックができることです。
色分けで電気的な大体の特性が表示されるので、シミュレーションで問題となるであろう箇所が事前に把握でき、修正を行うことができます。そのため、わざわざシミュレーションをかける程でなくても、とりあえずかけて大体の傾向を見ることができます。また、一般的に基板のシミュレーションツールは高価なものが多いですが、Sigrity ERCには価格的にもメリットがありました。DRCはCAD設計としてかけるのは当然ですが、電気的なチェックも当然のようにかけられるという点で非常に良いと感じました。
とにかく簡単にかけられるということ。 設計の大きな流れを変える必要がなく、簡単に使えるため、容易に設計フロー内で使用できます。
Sigrity ERC の Use Case
アートワーク設計後のシミュレーション前の段階で、Sigrity ERCの結果から、ある程度電気的に問題になる箇所を修正し、シミュレーション時に2度手間の修正を入れることがないようにしています。
Sigrity ERC の 導入メリット
・解析の知識がなくても、簡単にチェックができる
・解析を依頼する前にある程度の問題を抽出できる
・CADのインターフェースが簡単で(ドラッグ&ドロップで)様々なCADデータに対してチェックできる
配線の特性インピーダンス不連続は反射の原因となり信号品質を悪化させます。Impedance Check 機能により、隣接プレーンの抜きやスリッド跨ぎ、コプレナといった同一層プレーンによる特性インピーダンスの変化を一目で確認することができます。複雑なプレーン形状や配線レイアウトであっても見逃すことなく簡単にチェックできるため、検図の工数や解析とレイアウト修正の繰り返しを低減します。
その他にも、クロストークノイズの原因となる配線間カップリングの大小をチェックするCoupling Check機能や、IBIS モデルの準備や設定といった手間をかけることなく簡単な操作で信号の反射やクロストークといった波形解析も実施することができます。
山勝電子工業株式会社についてABOUT YAMAKATSU
企業名 | 山勝電子工業株式会社 |
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設 立 | 1973年12月21日 |
主な事業内容 | 産業用高密度プリント配線基板回路設計・製作 応用電子機器設計・開発・製作 LED直管型照明開発・製作 |
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