データベースを利用したライブラリマネジメントソリューション
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動画について
データベースを利用したライブラリマネジメントソリューションの第1回として、部品情報に関わる問題を解決するOrCAD Capture CISとOrCAD CIPの導入メリットとCIS環境の構築・運用をご紹介します。
動画タイムライン
00:11
Captureと CIP の紹介
Captureの場合は、ライブラリーを個別管理し、編集可能であり、使用したいパーツがライブラリーにない場合でも追加・編集ができます。しかし、誰でも編集可能なために登録された情報に誤りがある場合、基板の再作成や部品の再発注が必要になる可能性があります。この問題を解決するために、部品情報を一元管理するシステムとしてCapture CIS が開発されました。Capture CIS を利用することで、部品情報データベースへのアクセスは閲覧のみ可能となり、部品情報の編集は管理者のみ可能なため、一元管理されたデータを保つことができます。また、部品登録の手順も管理され、一般ユーザーが仮部品として登録し、部品情報管理者がデータのチェックや修正を行い、最終的にデータベースに登録される流れとなります。
03:30
Capture CIS の利用と部品情報管理
Capture CIS を利用することで、一般ユーザーは部品登録のみ可能であり、第三者が部品情報を登録するため部品情報の一元管理が実現されます。部品情報データベースには、メーカー情報や定格電圧などの設計に必要な情報だけでなく、在庫や価格などの購買情報も登録可能です。データベースはカスタマイズ可能で、部品情報管理者は必要な情報を登録し、用途に応じたBOMフォーマットを簡単に作成することができます。また、登録されている部品は条件検索することも可能です。Capture CIS を利用するためには、部品情報データベース本体とODBCドライバーが必要であり、また、設定ファイルへの追記や外部ファイルの参照方法についても説明します。
08:07
データベースの管理と設定手順の紹介
マイクロソフトのAccessを使用して、部品情報を管理するデータベースの設定手順を紹介します。まず、部品情報を管理するためのテーブルが作成され、キャパシタやIC、レジスターなどのテーブルが作成されています。仮部品登録用のTMPPRTSテーブルは必須であり、テーブル名も固定されています。キャパシタテーブルの例を挙げ、必須属性のPart NumberやPart Type、Value、Schematic Partなどの値を設定する手順を説明します。さらに、ODBCドライバーの設定手順やデータベースとの接続方法、データベースの設定とCISの関連付けについても詳細に説明します。
12:08
データベースの設定手順とパーツの配置
データソースの選択やテーブルの設定、パーツ属性の設定、リンク属性や表示非表示の設定など、データベースの設定手順が詳細に説明します。さらに、パーツをデータベースから配置する方法やクエリ検索の方法についても解説し、効率的なパーツの選択や配置方法を紹介します。
16:30
クエリ検索を使用した部品検索の効率化
クエリ検索を使用することで、特定の条件に合致する部品を効率的に検索する方法を紹介します。セラミックコンデンサーの100pF以上、200pF以下を検索する手順やクエリ検索結果を使用して部品を配置する方法を詳細に説明します。これにより、パーツ検索の工数を削減し、設計作業を効率化することが可能です。
18:05
部品をデータベースに関連付ける手順
データベースに部品を仮登録する手順から部品情報管理者が仮登録された部品情報を確認し、正式登録する詳細な手順を説明します。また、パーツのステータスを確認し、データベースパーツの関連付け設定を行う方法についても説明します。これにより、部品情報の一元管理が実現され、設計プロセスの効率が向上します。
24:53
仕向け設定を行う手順
サブフォルダーを設定し、サブフォルダーにパーツを移動させ、未実装設定とパーツの変更を行う手順を詳細に説明します。また、設定した内容を回路図で確認し、PDFに出力したり、Excelにエクスポートしたりする方法も示します。これにより、設計プロセスの管理が効率化され、正確な部品の選択と設定が容易になります。
31:19
Capture CIP の導入による部品情報管理の効率化とコスト(工数)削減
Capture CIP の導入により部品情報管理が効率化され、コスト(工数)が削減される方法を詳細に説明します。Capture CIP は部品情報データベースの構築と運用を支援し、部品情報の一元管理、オンライン部品検索、ユーザー管理などの機能を提供します。これにより、部品情報の入力やメンテナンス工数が削減され、情報の鮮度が保ち、改ざん防止が可能となります。さらに、コンプライアンスモジュールを利用することで規制情報の取得も容易になります。Capture CIP の導入により、部品情報管理に関する多くのメリットが実現されます。
Video Info
動画名 | 【OrCAD Capture CIS+OrCAD CIPセミナー】低価格!簡単構築!データベースを利用したライブラリマネジメントソリューション |
製品情報 | OrCAD Capture CIS, |
視聴回数 | 948回 |
再生時間 | 33:58 |
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