概要:
自動運転技術の進化とともに、自動車産業は未曾有の変革期に突入しています。
本セミナーでは、以下のトピックに焦点を当てます。
1)SDV/プラットホーム化に対応したFS・CS・SOTIF活動について
2)車載システムにおけるグローバル法規制・規格対応の効率的なトレーサビリティツールの活用例
3)自動車産業におけるサイバーセキュリティの課題と対策
4)発熱量の高精度見積りに必要となるパワーデバイスの実践的モデリング
5)カーエレクトロニクス設計におけるISO26262のトレーサビリティ要件の達成
本セミナーでは、自動車産業のカーエレクトロニクス設計に関する最新の知識を共有し、業界の発展に向けた議論を促進します。
ご興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください
主催:イノテック株式会社 ICソリューション本部
協賛:SGSジャパン株式会社 株式会社ベリサーブ
開催日時:2024年11月29日(金) 13:00 ~16:30
参加概要:ZoomによるWEBライブ配信のみとなります。
参加費:無料
SDV(Software Defined Vehicle) / プラットホーム化により、システムアーキテクチャが大きく変わることが予想されます。車両機能を「個々のECUで実現する構成」から「統合ECUのアプリケーションソフトウェアで実現する構成」へ変化していきます。その際、機能安全、サイバーセキュリティ、SOTIFの活動を、「いつのイベントまでに」、「どの組織が」、「どの成果物を」、「どの詳細度まで」対応していくか、横断的に検討する必要があります。
本セミナでは代表的なアーキテクチャを例として、規格活動のポイントを紹介いたします。
CASE/SDVの進展に伴う車載システムの高機能化・多機能化が進んでいます。その一方で、サイバーセキュリティを始めとした販売先各国の新たな法制度や規制変更に伴う、ソフトウェアでの対応が今後ますます重要になってきます。
車載システム開発に際し、参照すべき法規制は数が多く多岐にわたる上に、各国で行われる法改正に対して厳格な対応が求めらます。法規要求と車載システム機能の関係性を管理することは、国際規格への準拠と比べても、より重要なことであるとともに、多大な工数が必要となります。
本セッションではトレーサビリティ管理ツール「ConTrack」を活用した法規制への対応事例を紹介するとともに要求管理の観点から効率的な法規制対応の進め方について考えていきます。
自動車産業における大きな技術変革に伴い、業界は新たなサイバー攻撃の脅威からシステムを守るという課題に直面しています。本講演では、自動車システムにおけるサイバーセキュリティの課題について説明し、組み込みサイバーセキュリティの重要性と、自動車の安全確保に与える影響について考察します。
高電圧/大電流を制御するEV環境では熱問題が顕在化し、開発の初期段階から熱対策設計が求められています。本セミナーでは、車載向け機能安全として、
・熱解析や熱連成のソリューションイメージ
・熱解析に必要なモデル
・解析結果を実機結果に近づけるためのポイント
・EVシステム内における発熱量の高精度見積りに必要となるパワーデバイスの実践的モデリング
について解説します。
現在の自動車業界において、半導体はコンテンツとコストに占める割合がますます大きくなっています。ISO 26262の機能安全に関する基準に準拠するためには、異なるシステムをすべて1つのプラットフォームで結びつけ、必要なトレーサビリティと透明性を提供する特定の方法論とインフラストラクチャが必要です。Helix IPLMのIP抽象化モデルとREST APIベースのプラットフォームは、スケーラブルで自動化されたワークフローを構築し、コンプライアンスを確保するための鍵となります。
※英語で講演
都合により内容が変更になる場合がございます。
※同業他社の方はお断りさせて頂く場合がございます。
予めご了承ください。
お申込期日: 2024年11月29日(金) PM12:59まで
部署名:イノテック株式会社 ICソリューション本部
E-mail:ics-promo@innotech.co.jp