概要:
自動運転技術やCASEの進展により、自動車開発はシステム開発主体に移行する一方で、今後ますます大規模化、複雑化が進むと言われています。一方開発現場では、従来の機能安全対応、サイバーセキュリティ対応に加え、SOTIF対応が必要になります。本セミナーでは、今年6月に正式リリースされたISO21443 SOTIF(Safety of the intended functionality)の解説と機能安全やサイバーセキュリティとの関係、開発に適応するための課題を中心に論じつつ、機能安全やサイバーセキュリティへの具体的な対応方策について、ご紹介いたします。
主催:イノテック株式会社 ICソリューション本部
協賛:SGSジャパン株式会社 株式会社ベリサーブ
開催日時:2022年12月2日(金) 13:00 ~15:20
参加概要:ZoomによるWEBライブ配信のみとなります。
参加費:無料
SOTIF(ISO21448)はADAS、自動運転システム等、対象とする製品の前提条件や運用のバリエーションが多く、抽象的に記載されています。
本セミナでは関連する規格群の適用事例から「何(WHAT)」に対して「どのように(HOW)」適用していくか、具体的な例を紹介いたします。
また、AIに関する規格化の動向についても、SOTIFと関連するものを中心にご説明し、北米の自動運転関連ガイドラインについてもあわせて紹介いたします。
自動運転関連の開発では機能安全(ISO 26262)、サイバーセキュリティ(ISO/SAE 21434)に加え、SOTIF(ISO 21443)にも対応が必要な可能性が高いと考えられます。
機能要求に加え、安全要求、セキュリティ要求など複雑に絡まりあう要求を実現するための設計を行わなければならず、開発現場の負担はより大きくなるものと考えられます。
このようなシステムの開発では、要求変更や設計変更が開発に及ぼす影響は大きく、従来のExcelベースのトレーサビリティ管理では限界があると考えられます。
本セッションでは、サイバーセキュリティへの対応を参考に、弊社トレーサビリティツール「ConTrack」がどのように活用できるかについて、デモを交えながらご紹介します。
クルマのIT化やコネクテッドカーの普及とともに、益々サイバーセキュリティへの要求が高まってきています。そこで、今回、安全性とセキュリティを同時に確保する技術として、車載製品向けの統合HWセキュリティモジュール、および攻撃検出と同時に誤動作や異常を検出できる故障注入攻撃検出器をご紹介します。また、安全性を脅かすクルマへのサイバー攻撃の脅威をふまえ、ECUやシステムを対象としたペネトレーションテストサービスをデモを交えて紹介し、 Secure-IC社が開発したソースコードレベルから実デバイスレベルまで評価可能なテストツールをご紹介します。
都合により内容が変更になる場合がございます。
※同業他社の方はお断りさせて頂く場合がございます。
予めご了承ください。
お申込期日: 2022年12月2日(金) PM12:59まで
部署名:イノテック株式会社 ICソリューション本部
E-mail:ics-promo@innotech.co.jp